LaTeX2e を使って文書作成を行うようにしたい訳ですが,実際には,いくつかのソフトウェアをインストールしなければなりません。ここでは,LaTeX2e 本体(角藤版[http://w32tex.org/index-ja.html]と呼ばれているものの標準インストールにOTFパッケージ,UTFパッケージ,内部Unicode版pTeXを付加したものになっています。)のインストールを以下の手順に従って行います。
- Windowsの「コマンドプロンプト」を起動します。
- カレントディレクトリを「c:¥pTeX」に変更します。
C:¥Documents and Setting¥user>cd c:¥pTeX
- インストールプログラムを起動します。
C:¥pTeX>texinst2010 c:¥HITPtemp¥tar
- インストールが開始され,しばらくすると下のような画面が表示されてインストールが終了します。
- 次に環境変数の設定を行うために,「マイコンピュータ」を右クリックし,ポップアップメニューから「プロパティ」を選択します。
- 「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されたならば,「詳細設定」タブを選択後,「環境変数」のボタンをクリックします。
- 環境変数「PATH」が存在しなければ,「ユーザ環境変数」の「新規」ボタンをクリックします。もし,環境変数「PATH」が存在する場合は,環境変数「PATH」を選択後,「編集」ボタンをクリックします。
- 新規の場合は,変数名に「PATH」を入力し,変数値に「C:¥pTeX¥bin;」を入力します。環境変数「PATH」が存在する場合は,変数値に「C:¥pTeX¥bin;」を追加します。正確に入力できたならば,最後に「OK」ボタンをクリックします。
- 環境変数ダイアログに戻るので,「OK」ボタンをクリックします。
- 「システムのプロパティ」ウィンドウに戻るので,「OK」ボタンをクリックします。
以上で,「pTeX」のインストールが終了します。最後に「コマンドプロンプト」を終了してください。
次回は、「Ghostscript」をインストールする手順を説明します。
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