2010年9月3日金曜日

LaTeX入門教室 - 1.導入 - 1.3.3 pTeX のインストール

1.3.3 pTeX のインストール

LaTeX2e を使って文書作成を行うようにしたい訳ですが,実際には,いくつかのソフトウェアをインストールしなければなりません。ここでは,LaTeX2e 本体(角藤版[http://w32tex.org/index-ja.html]と呼ばれているものの標準インストールにOTFパッケージ,UTFパッケージ,内部Unicode版pTeXを付加したものになっています。)のインストールを以下の手順に従って行います。
  1. Windowsの「コマンドプロンプト」を起動します。

  2. カレントディレクトリを「c:¥pTeX」に変更します。

    C:¥Documents and Setting¥user>cd c:¥pTeX

  3. インストールプログラムを起動します。

    C:¥pTeX>texinst2010 c:¥HITPtemp¥tar


  4. インストールが開始され,しばらくすると下のような画面が表示されてインストールが終了します。

  5. 次に環境変数の設定を行うために,「マイコンピュータ」を右クリックし,ポップアップメニューから「プロパティ」を選択します。
  6. 「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されたならば,「詳細設定」タブを選択後,「環境変数」のボタンをクリックします。

  7. 環境変数「PATH」が存在しなければ,「ユーザ環境変数」の「新規」ボタンをクリックします。もし,環境変数「PATH」が存在する場合は,環境変数「PATH」を選択後,「編集」ボタンをクリックします。

  8. 新規の場合は,変数名に「PATH」を入力し,変数値に「C:¥pTeX¥bin;」を入力します。環境変数「PATH」が存在する場合は,変数値に「C:¥pTeX¥bin;」を追加します。正確に入力できたならば,最後に「OK」ボタンをクリックします。

  9. 環境変数ダイアログに戻るので,「OK」ボタンをクリックします。
  10. 「システムのプロパティ」ウィンドウに戻るので,「OK」ボタンをクリックします。

以上で,「pTeX」のインストールが終了します。最後に「コマンドプロンプト」を終了してください。


次回は、「Ghostscript」をインストールする手順を説明します。

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