2010年9月12日日曜日

ホームページを作ろう-1.4 少し勉強しよう-タグと要素

ホームページを作ろう-1.4 少し勉強しよう-タグと要素

PDF版(http://hitp.konjiki.jp/pdf/pBookHP1.pdf)の5ページ,あるいはWeb版(http://poem.kagebo-shi.com/html/c04.html)の「1.4 少し勉強しよう」の部分に関する説明です。

最初のサンプルは,以下のとおりでした。
<html>
<head>
<title>とにかく作ろう</title>
</head>
<body>
<p>初めてのWebページ</p>
</body>
</html>
この中で,<html>,<head>,<title>,</title>,</head>,<body>,<p>,</p>,</body>を「タグ」と呼びます。タグとは,文書にいろいろな意味を持たせるための目印で,この印を付けることを「マークアップ」といいます。

次に,サンプルのタグは英単語部分が共通しているものがあると思います。
  • <html> と </html>
  • <head> と </head>
  • <title> と </title>
  • <body> と </body>
  • <p> と </p>
これらのタグの形式を一般化すれば,次のようになるでしょう。
<名前> と </名前>
このとき<名前>の形式のタグを「開始タグ」,</名前>の形式のタグを「終了タグ」と呼び,ペアで使用します(タグの書き方には,もう1種類在りますが,これについては後述します)。

次にサンプル中の以下の2カ所について見てみましょう。
<title>とにかく作ろう</title>

<p>初めてのWebページ</p>
どちらの記述も開始タグと終了タグの間は単純な文字列のみです。この例では,タグによって文字列に文書としての意味付けを行っています。すなわち,「とにかく作ろう」は「タイトル」,「初めてのWebページ」は「段落」となります。

このように意味付けされた全体を「要素」と呼びます。つまり、<title>から</title>までが「title要素」,<p>から</p>までが「p要素」となります。このとき「title」,「p」を「要素名」といいます。

次にtitle要素,p要素をそれぞれ塊と考えると,
<head>title要素</head>

<body>p要素</body>
となり,head要素とbody要素は要素を内包している,すなわちグループ化する要素となります。

さらに,html要素は,
<html>
head要素
body要素
</html>>/code>
のようにhead要素とbody要素を内包しています。

ところで,「要素」という言葉が出て来たので,この用語を使ってタグの書き方を一般化すれば,次のようになります。
開始タグ:<要素名>

終了タグ:</要素名>
このとき「<」と要素名,「</」と要素名の間に空白を記述してはいけません。注意してください。

次回は,要素同士の関係について説明します。

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