2010年11月2日火曜日

ホームページを作ろう - 1.11 字句要素を見てみよう

1.11 字句要素を見てみよう

1.11 字句要素を見てみよう」では,多くの要素(タグ名)が登場しますが,大丈夫です。

ここで,注意したいのは,「1.11.14 字句要素の使用」だけです。念には念を,ということで再掲します。

1.11.14 字句要素の使用

このように字句要素には、多くの要素が定義されていますが、実際には、すべての要素を使用することはそれほど多くはありません。主に使用するものは、strong要素(2種類の強調を使用するときはem要素を併用します)、sub要素、sup要素ぐらいです。しかし、文書構造を正確に表現したいならば、字句にもなるべく字句要素を指定することが望まれます。

ここで一つ注意です。書籍などでは、用語を太字で表現したり、重要箇所を下線で表現することがよくありますが、XHTML(HTML)では、太字とか下線を表現するのではなく、用語は定義された用語であるとか、強調したいとか、そうした構造的な意味合いを考えてタグを指定する必要があります。つまり、見た目から要素を判別してはいけないということです。これは特に注意を必要とします。

つまり,字句要素で取り上げた要素の中で strong,em,sub,sup ぐらいを最初は区別する程度で大丈夫です。慣れてくれば他の要素も使えるようになりますし,実際には,そんなに多くの要素を使う場面は少ないでしょう。

また,すでに HTML をご存知の方は,太字や下線を表す b,uなどの要素を知っているかもしれませんが,これらの要素を知っていることは大事ですが,XHTML でページを作成する場合は,使用しない方が良いと思います。
なぜなら,これらの要素は,見た目(スタイル)に関するものであって,決して文書構造に起因した要素ではないからです。

とにかく,最初は,文書の論理構造(意味合い)と物理構造(見た目)の違いを強く意識してください。

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