箇条書き(リスト)の基本的な方法について説明します。LaTeX2e には,3種類の箇条書きがあります。
- 番号付き箇条書き
- マーク付き箇条書き
- ラベル付き箇条書き
LaTeX2e において箇条書きを実現するためには,「環境」を使用します。
2.5.7.1 番号付き箇条書き
「番号付き箇条書き」には,「enumerate環境」を使用します。その書式は,次のとおりです。なお,デフォルトでは,番号には,アラビア数字が使用されます。この番号の変更については,また,後で詳しく説明します。
¥begin{enumerate}
¥item 箇条書き項目1
¥item 箇条書き項目2
¥item 箇条書き項目3
・
・
・
¥end{enumerate}
このenumerate環境を使って,例文の「1.3.2 インストールパッケージの解凍とディレクトリ配置」の部分を記述したソースは,つぎのようになります。¥subsubsection{インストールパッケージの解凍とディレクトリ配置}
¥begin{enumerate}
¥item ダウンロードした「pTeX.zip」をLhacaなどのツールを使って
¥textbf{解凍}します。
¥item 解凍されたフォルダの中に,¥textbf{「HITPtemp」と「pTeX」
2つのフォルダ}があることを確認してください。
¥item 「HITPtemp」と「pTeX」2つのフォルダを
¥textbf{「}¥verb|C:¥|¥textbf{」直下に配置します}。必ず,この位置に
配置してください。それ以外の場所に配置するとインストールに失敗する
ことがあります。
¥end{enumerate}
この部分での注意としては,特殊文字を記述するための「¥verb命令」は「¥textbf命令」の中に記述できないことです。「¥verb命令」は,多くの命令の中で記述することができないので,注意してください。つぎに表示結果を示しておきます。
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