2010年10月19日火曜日

ホームページを作ろう - 1.9 段落と見出し

1.9 段落と見出し

この節(1.9 段落と見出し)では,段落を意味する p要素,見出しを意味する h1要素,h2要素,h3要素,h4要素,h5要素,h6要素について説明します。

この節では,段落,見出しの各要素の記述方法も重要ですが,それよりも「XHTML(HTML)が表現するもの」に説明しているとおり,表現しようとする文書中の「何が段落か?」、「何が見出しか?」といったことを考え,それを意味付けする,つまり文書構造を表現するためのマークアップ(タグを記述する)が最も重要なことです。

「XHTML(HTML)が表現するもの」の説明の繰り返しになりますが,ブラウザの表示では,タグによって表示する文字の大きさや書体が変化して表示されますが,これはブラウザの機能であり,XHTML(HTML)自身が持つ機能ではありません。

このとき文字の大きさや色などのいわゆる見栄えに関するものは、 文書の物理構造(スタイル)と呼ばれているもので、XHTML(HTML)の範疇ではありません。 XHTML(HTML)は文書の論理構造、つまり、ここは見出し、 ここは段落、ここは箇条書きといった文書の意味的構造(これを一般的には,文書構造と呼んでいます。)を記述するものです。

XHTML は,文書構造を表現する

このことは最も重要で,しかも最初,このことが XHTML を学習する上で最も分かりにくい部分でもあります。ただ,心配はいりません。このことは今すぐに分からなくても,これから先,いろいろな事項を学習していく中において領悟していくものなのですから。

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