2010年11月15日月曜日

古典を読もう - 大學(伝之八章)

古典を読もう - 大學(伝之八章)

古典を読もう - 大學の九回目は、「伝之八章」(第八章)です。



傳之八章

原 文


所謂。齊其家在脩其身者。人之其所親愛而辟焉。之其所賤惡而辟焉。之其所畏敬而辟焉。之其所哀矜而辟焉。其所敖惰而辟焉。故好而知其惡。惡而知其美者天下鮮矣。

故諺有之。曰。人莫知其子之惡。莫知其苗之碩。

此謂身不脩不可以齊其家。

右傳之八章。釋脩身齊家。


読 み

(でん)の八章(はちしょう)

所謂(いわゆる)、其(そ)の家(いえ)を斉(ととの)うるは其(そ)の身(み)を修(おさ)むるに在(あ)りとは、人(ひと)(そ)の親愛(しんあい)する所(ところ)に之(ゆい)て辟(へき)す。其(そ)の賤悪(せんお)する所(ところ)に之(ゆい)て辟(へき)す。其(そ)の畏敬(いけい)する所(ところ)に之(ゆい)て辟(へき)す。其(そ)の哀矜(あいぎょう)する所(ところ)に之(ゆい)て辟(へき)す。其(そ)の敖惰(ごうだ)する所(ところ)に之(ゆい)て辟(へき)す。故(ゆえ)に好(この)みて其(そ)の悪(あ)しきを知(し)り、悪(にく)みて其(そ)の美(うつく)しきを知(し)る者(もの)は、天下(てんか)に鮮(すく)なし。

(ゆえ)に諺(ことわざ)に之(こ)れ有(あ)り。曰(いわ)く、「人(ひと)(そ)の子(こ)の悪(あ)しきを知(し)るものなく、其(そ)の苗(なえ)の碩(おおい)なるを知(し)るものなし」と。

(こ)れを身(み)(おさ)まらずば以(もつ)て其(そ)の家(いえ)を斉(ととの)う可(べ)からずと謂(い)うなり。

(みぎ)(でん)の八章(はちしょう)は、身(み)を修(おさ)め家(いえ)を斉(ととの)うることを釈(と)く。

古典を読もう - 大學(伝之七章)

古典を読もう - 大學(伝之七章)

古典を読もう - 大學の八回目は、「伝之七章」(第七章)です。



傳之七章

原 文


所謂。脩身在正其心者。身有所忿?。則不得其正。有所恐懼。則不得其正。有所好樂。則不得其正。有所憂患。則不得其正。

心不在焉。視而不見。聽而不聞。食而不知其味。

此謂脩身在正其心。

右傳之七章。釋正心脩身。


読 み

(でん)の七章(ななしょう)

所謂(いわゆる)、身(み)を修(おさ)むるは其(そ)の心(こころ)を正(ただ)しくするに在(あ)りとは、身(み)忿?(ふんち)する所(ところ)(あ)るときは、則(すなわ)ち其(そ)の正(ただ)しきを得(え)ず。恐懼(きょうく)する所(ところ)(あ)るときは、則(すなわ)ち其(そ)の正(ただ)しきを得(え)ず。好楽(こうごう)する所(ところ)(あ)るときは、則(すなわ)ち其(そ)の正(ただ)しきを得(え)ず。憂患(ゆうかん)する所(ところ)(あ)るときは、則(すなわ)ち其(そ)の正(ただ)しきを得(え)ず。

(こころ)(ここ)に在(あ)らざれば、視(み)れども見(み)えず。聴(き)けども聞(き)こえず。食(く)えども其(そ)の味(あじ)わいを知(し)らず。

(こ)れを身(み)を修(おさ)むるは其(そ)の心(こころ)を正(ただ)しくするに在(あ)りと謂(い)うなり。

(みぎ)(でん)の七章(ななしょう)は、心(こころ)を正(ただ)しくし、身(み)を修(おさ)むることを釈(と)く。

古典を読もう - 大學(伝之六章)

古典を読もう - 大學(伝之六章)

古典を読もう - 大學の七回目は、「伝之六章」(第六章)です。



傳之六章

原 文


所謂。誠其意者。毋自欺也。如惡惡臭如好好色。此之謂自謙。故君子必愼其獨也。

小人閒居爲不善。無所不至。見君子而后厭然揜其不善。而著其善。人之視己如見其肺肝。然則何益矣。此謂誠於中形於外。故君子必愼其獨也。

曾子曰。十目所視。十手所指。其嚴乎。

富潤屋。德潤身。心廣體胖。故君子必誠其意。

右傳之六章。釋誠意。


読 み

(でん)の六章(ろくしょう)

所謂(いわゆる)、其(そ)の意(い)を誠(まこと)にすとは、自(みずか)ら欺(あざむ)くこと毋(なか)れ。悪臭(あくしゅう)を悪(にく)むが如(ごと)く、好色(こうしょく)を好(この)むが如(ごと)し。此(こ)れ之(これ)を自(みずか)ら謙(こころよ)しと謂(い)う。故(ゆえ)に君子(くんし)は必(かなら)ずその独(ひと)りを慎(つつし)むなり。

小人(しょうじん)間居(かんきょ)して不善(ふぜん)を為(な)すこと、至(いた)らざる所(ところ)(な)し。君子(くんし)を見(み)て而(しか)る后(のち)に厭然(えんぜん)として其(そ)の不善(ふぜん)を揜(おお)いて、其(そ)の善(ぜん)を著(あらわ)せども、人(ひと)の己(おのれ)を視(み)ることは其(そ)の肺肝(はいかん)を見(み)るが如(ごと)し。然(しか)らば則(すなわ)ち何(なん)の益(えき)かあらん。此(こ)れを中(うち)に誠(まこと)あれば外(そと)に形(あらわ)ると謂(い)う。故(ゆえ)に君子(くんし)は必(かなら)ず其(そ)の独(ひと)りを慎(つつし)むなり。

曽子(そうし)の曰(いわ)く、「十目(じゅうもく)の視(み)る所(ところ)、十手(じゅっしゅ)の指(さ)す所(ところ)、其(そ)れ厳(げん)なるかな」と。

(とみ)は屋(おく)を潤(うるお)し、徳(とく)は身(み)を潤(うるお)す。心(こころ)(ひろ)くして体(たい)(ゆた)かなり。故(ゆえ)に君子(くんし)は必(かなら)ず其(そ)の意(い)を誠(まこと)にす。

(みぎ)(でん)の六章(ろくしょう)は、意(い)を誠(まこと)にすることを釈(と)く。

古典を読もう - 大學(伝之五章)

古典を読もう - 大學(伝之五章)

古典を読もう - 大學の六回目は、「伝之五章」(第五章)です。



傳之五章

原 文



此謂知本。

此謂知之至也。

右傳之五章。蓋釋格物致知之義而今亡矣。

間嘗竊取程子之意。以補之曰。所謂。致知在格物者。言欲致吾之知在卽物而窮其理也。蓋人心之靈。莫不有知。而天下之物。莫不有理。惟於理有未窮。故其知有不盡也。是以大學始教。必使學者卽凡天下之物莫不因其已知之理而益窮之以求至乎其極。至於用力之久而一旦豁然貫通焉。則衆物之表裏精粗。無不到。而吾心之全體大用無不明矣。此謂物格。此謂知之至也。


読 み

(でん)の五章(ごしょう)

(こ)れを本(もと)を知(し)ると謂(い)う。

(こ)れを知(ち)の至(いた)ると謂(い)うなり。

(みぎ)(でん)の五章(ごしょう)は、蓋(けだ)し格物致知(かくぶつちち)の義(ぎ)を釈(と)きしも、今(いま)は亡(ほろ)べり。

(このご)ろ嘗(こころみ)に竊(ひそか)に程子(ていし)の意(い)を取(と)りて以(もつ)て之(これ)を補(おぎな)いて曰(いわ)く、所謂(いわゆる)、知(ち)を致(いた)すは、物(もの)に格(いた)る在(あ)りとは、吾(われ)の知(ち)を致(いた)さんと欲(ほつ)すれば、物(もの)に即(つ)きて其(そ)の理(り)を窮(きわ)むるに在(あ)りと言(い)うなり。蓋(けだ)し人心(じんしん)の霊(れい)、知(ち)(あ)らざるこ莫(な)し。而(しこう)して天下(てんか)の物(もの)、理(り)(あ)らざること莫(な)し。惟(た)だ理(り)に於(お)いて未(いま)だ窮(きわ)めざること有(あ)り。故(ゆえ)に其(そ)の知(ち)(つ)くさざること有(あ)り。是(ここ)を以(もつ)て大学(だいがく)の始(はじ)めの教(おし)えは、必(かなら)ず学者(がくしゃ)をして凡(およ)そ天下(てんか)の物(もの)に即(つ)きて、其(そ)の已(すで)に知(ち)の理(り)に因(よ)りて、益(ます)ます之(これ)を窮(きわ)めて以(もつ)て其(そ)の極(きょく)に至(いた)ることを求(もと)めざること莫(な)からしむ。力(ちから)を用(もち)いることの久(ひさ)しくして一旦豁然(いつたんかつぜん)として貫通(かんつう)するに至(いた)りては、則(すな)ち衆物(しゅうぶつ)の表裏精粗(ひょうりせいそ)、到(いた)らざること無(な)し。而(しこう)して吾(わ)が心(こころ)の全体大用(ぜんたいたいよう)(あき)らかならずということ無(な)し。此(こ)れを物(もの)(いた)ると謂(い)い、此(こ)れを知(ち)の至(いた)ると謂(い)うなり。

2010年11月12日金曜日

古典を読もう - 大學(伝之四章)

古典を読もう - 大學(伝之四章)

古典を読もう - 大學の五回目は、「伝之四章」(第四章)です。



傳之四章

原 文


子曰。聽訟吾猶人也。必也使無訟乎。無情者不得盡其辭大畏民志。此謂知本。

右傳之四章。釋本末。


読 み

(でん)の四章(よんしょう)

(し)(いわ)く、「訟(しょう)を聴(き)くことは吾(われ)(なお)(ひと)のごとしなり。必(かなら)ずや訟(しょう)(なか)からしめんか。」と。情(じょう)(な)き者(もの)は其(その)の辞(じ)を尽(つ)くすことを得(え)ず。大(おお)いに民(たみ)の志(こころざし)を畏(おそ)れしむ。此(こ)れを本(もと)を知(し)ると謂(い)う。

(みぎ)(でん)の四章(よんしょう)は、本末(ほんまつ)を釈(と)く。

2010年11月11日木曜日

GIMPを使ってフォトレタッチ - 3.画像の保存と読み込み

3.画像の保存と読み込み

ここでは,GIMP で扱うことのできる主なファイル形式の保存と読み込みについて説明します。

3.1 上書き保存

まずは,「2.拡大・縮小」で使用したサンプル画像を利用します。この画像の読み込み手順は,2.2 サンプル画像の読み込みを参照してください。


画像を読み込んだ後,実際には,いろいろな加工を施す訳ですが,練習では,何も加工せずに,そのまま「上書き保存」してみます。

上書き保存する場合は,メニューバー「ファイル-保存」を選択するか,ショートカット「Ctrl+S」を操作します。

2010年11月10日水曜日

DD3種 - 練習問題(その3)

練習問題(その3)

H20年第2回 の問題です。

次の各文章の[ ]内に、それぞれの解答群の中から、最も適したものを選び、その番号を記せ。

図 1 に示す回路において、端子 a-b 間の合成抵抗は、[ ] オームである。


(1) 7   (2) 8   (3) 9





練習問題(その3)解答例

図 1 の回路の等価回路は,図のとおりになります。
後は,順番に合成抵抗を計算すればいいので,まずは,5 [Ω] と 20 [Ω] の並列部分の合成抵抗1を計算します。
1/合成抵抗1 = 1 / 5 + 1 / 20 = (4 + 1) / 20 = 5 / 20 = 1 / 4

∴ 合成抵抗1 = 4 [Ω]
つぎに求めた合成抵抗1と 8 [Ω] の直列回路部分の合成抵抗2を計算します。
合成抵抗2 = 合成抵抗1 + 8 [Ω] = 4 + 8 = 12 [Ω]
つぎに求めた直列部分の合成抵抗2と 4 [Ω] の並列部分の合成抵抗3を計算します。
1/合成抵抗3 = 1 / 合成抵抗2 + 1 / 4 [Ω]
      = 1 / 12 + 1 / 4
      = (1 + 3)/ 12 = 4 / 12 = 1 / 3

∴ 合成抵抗3 = 3 [Ω]
最後に求めた合成抵抗3と 6 [Ω] の直列部分の合成抵抗を求めます。ここで求められた合成抵抗が答えとなります。
合成抵抗 = 合成抵抗3 + 6 [Ω] = 3 + 6 = 9 [Ω]